電子書籍の耐用年数とは?

こんにちは。
電子出版プロデューサーの八鍬 兼二です。

最近は、大雪情報があったり、空振りしたり。やはり、天気という自然を予想するのは難しいことだと、改めて感じています。しかし、私たち人間が作り出したものならどうでしょう?

今週も、人間が作り出した電子書籍について考えてみたいと思います。

それでは今週も、しばしお付き合いくださいませ。

■電子書籍ワンポイント・レッスン

八鍬 兼二の電子出版 備忘録 その41

「あなたの電子書籍が古典になるかもしれません!」(1分17秒)
 ⇒ http://risol-ebook.xsrv.jp/qnews/f.php?WD6bNV
※開きますと、自動的に再生が始まります。

■今週のコラム

「電子書籍の耐用年数とは?」

今週は、電子書籍ワンポイント・レッスンでもお話しいたしました、電子書籍の耐用年数について考察していきます。

ブログのアクセス解析の中に「検索ワード」の項目があります。これをみていると定期的に、「電子書籍 耐用年数」が出てきます。気になっている方が多いようです。

ということで、今週はこのテーマについて考察して参ります。

※私のブログはこちらから
 ⇒ http://risol-ebook.xsrv.jp/qnews/f.php?kJ3DWG



【耐用年数について】

紙書籍の耐久性はどれくらいでしょう?

個人が自宅で普通に保存している状態ですと、20年くらいがおおよその目安ではないでしょうか。直射日光が当たらない、ガラス戸のある書棚で保存している本であれば、50年も余裕かもしれません。

実家の書棚が、まさしくそういう状態なのですが、50年以上も前に父親が購入した本が綺麗(きれい)に保存できています。

それでは、電子書籍ではどうでしょう?

紙書籍の場合、その耐久性は保存状態が大きく左右します。このことは、電子書籍にもあてはまります。理論上、電子書籍は適切なバックアップが行われることで半永久の耐久性があります。

Amazonのような商業的な電子書籍と、個人的に作成する、あるいは配布された電子書籍では、バックアップの点で違いがあります。個人の場合、PC環境、保存環境、OS更新、ヒューマンエラー、故障、停電、天災など、保存に関する障害が存在します。

あなたも一度は、PC上のデータを失った経験が、あるのではないでしょうか? 個人所有の電子書籍の場合、保存とバックアップという問題は避けられません。


【商業出版の電子書籍】

一般的な電子書籍(Amazon等で購入)は、保存という観点からみれば、個人の場合と比べて飛躍的に保存レベルが向上します。バックアップという点で、雲泥の差が生じるからです。

商業出版された電子書籍は、各種端末・PC上で読むことができます。また、保存もダウンロードする各種端末・PC上にできます。

しかしながら、それは飽くまで読むためのコピーであり、本体はAmazonなどのサーバーの中に保存されています。

もし、いつも使っているスマートフォンが故障したり、PCが突然壊れたりしても、新しい端末やPCに再度ダウンロードすることが可能です。
いわゆるクラウドシステムです。

このシステムにより、あなたの購入した(正確に言いますと、読む権利を購入した)電子書籍は、半永久的に読み続けることができるのです。

個人がPC上で保存するデータの信頼性と、24時間365日耐震性のある無停電の巨大サーバーで保存されるデータの信頼性は、比較するまでもありません。

ましてAmazonは、世界中に巨大なサーバーを所有しています。地球規模で保存、バックアップしますので、大規模災害にも安心です。

ところで、昨年は電子書籍事業から撤退する企業が相次ぎました。残念なことですが、視点を変えれば当たり前のことです。

電子書籍の宿命とも言える、バックアップ体制を十分に担保できない企業が、電子書籍のプラットフォームビジネスに参入すること自体、無理があります。自前で地球規模のクラウドシステムを構築できるグローバル企業は、自(おの)ずと限られるのです。

入り口である、デジタルコンテツに関する根本的な考え方で間違っているのですから、撤退という出口に向かうことは避けられません。

私たちができることは、地球規模のクラウドシステムを所有する企業の提供する子書籍プラットフォームから、電子書籍を読む権利を購入することだと考えます。これは、既に存在していますので、難しい選択ではありません。

【古典になるまで】

先ほどの間違いのない選択をすれば、基本的にあなたの購入した電子書籍は半永久的に読むことができます。翻りますと、あなたが電子出版する電子書籍も半永久的に読まれ続けるのです!

自動的にあなたの電子書籍は、保存され続け販売され続けるのです。あなたの孫の世代に残すことは、いたって簡単なことです。比類ないビジネス上のノウハウや、あなたの人生の英知を、後世にそのまま残すことが可能になります。

いつの日か、あなたの電子書籍も、古典と呼ばれる日を迎えることでしょう。もし、このことに何か感じるものがあるのなら、電子出版することの価値があるのだと私は考えます。

【まとめ】

「紙書籍 vs 電子書籍」

このステレオタイプの論争は、電子書籍がもたらす価値観からしますと、いかに的外れで既得権益という目先の利益に囚(とら)われた視点であるのかが、浮き彫りになります。

電子書籍は、まっとうに生きる個人が、その人生で得た価値観を次世代に残すための手段です。誰もが自由に人類の英知を継承することを可能にしたのです。

従来の紙書籍は、記憶を中心としたインプット型の思考です。どれだけ本を読んで、知識を蓄えたかで判断される世界です。

この点において電子書籍は、読んでも記憶に残らないという意見をみます。しかしながら、強力な検索機能を持っていますので、インプット型の記憶をするためのコンテンツではないのです。

デジタル時代は、アウトプット型の思考の世界です。ありとあらゆるデータから検索し、情報をまとめあげ発信することで、価値観を形成していきます。

この、アウトプット=情報発信することを可能にしたのがデジタルコンテンツです。電子書籍は、デジタル時代の情報発信の中で、最も高度で洗練されたパッケージなのです。

インプット型とアウトプット型を上手に取り入れ情報発信していくのが、今後の私たちのスタイルなのではないでしょうか?

今日は、電子書籍の耐用年数というテーマから、いろいろと考察してみました。

【お知らせ】

先月は、私の発行する「ファイナンシャル・プランナー・マガジン」の新刊発売記念キャンペーンにご参加いただき、誠にありがとうございます。

それでできましたら、読後の感想をAmazonの販売ページの方へ「レビュー」いただければと思います。お手数ですが、応援よろしくお願いいたします。

⇒ http://risol-ebook.xsrv.jp/qnews/f.php?PBANlL

■あとがき

100年後の人類に読んでもらう! これは、響く方にはズドーンと響きますし、一方で全く関係ないと感じる方が多いのも事実です。すべての人が、本を出したいと考えている訳ではないのですから……。でも、あなたは、きっと、響くタイプだと想像しています!

それでは、次号【電子出版通信】No.042をお楽しみに。

八鍬 兼二


一般社団法人日本電子出版作家協会 特別会員
電子出版プロデューサー 八鍬 兼二のMyGOAL
「電子書籍を通じてデジタル世代へ知識の継承を実現する」

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